人間関係に悩んでいる人~子供時代~

物事に思い悩み、不安や不満を感じていても「人生とはこういうものだ」と割り切ってしまう人はどのくらいいるのでしょうか。もしも「みんなこのような苦悩を感じているのだから気にすることはない」と自分の気持ちを押し殺しているとすればそれは間違いです。

あなたが感じている疑問を改めて考えてみることで、もっと楽しく生きていくことができます。機能不全家族の中で育ってきた子供は、ありのままの自分を受け入れてもらえないと思い込み、共依存して生きていくようになります。ここでは、健全な家族との違いを理解し、人間関係に悩んでいる人に向けた解決策を紹介していきましょう。

機能不全家族で育った人の共通点とは

  • 嫌な要求をされても断れない
  • 何事も全ての責任は自分にあると考えてしまう
  • 自分のことは後回しにしてしまう
  • 自分の意見や要望を表現できない
  • 誰かに必要とされていないと不安になったり寂しいと感じたりしてしまう
  • 自分がやりたいことがよく分からない
  • 自分を好きになれない

上記の項目に一つでも該当する場合は、機能不全家族という環境で育ってきた可能性が高いでしょう。子供が健全な精神をつくり上げるためには、温かな愛情と安心を与えられることが必要になります。この要素を親の何らかの問題によって不完全になった家庭を「機能不全家」と言います。

親の問題は子供の精神に直結する

親が問題を抱えている中で育った子供は、その問題を助けよう、解決させようと頑張ります。また自分が役に立たなければ、世話をかけないようにしなければと必死になることでしょう。中には、親に見捨てられないよう親の期待に一生懸命応えて愛されようとしたり、無意識に病気になってしまい家族がバラバラにならないよう努力したりする子もいるようです。

こうすることによってこの子供たちは「ありのままの自分」では受け入れてもらえないと自然に思い込み、共依存しながら生きていくようになってしまいます。アダルトチャイルドもまた、機能不全家族で育ち心に傷を負ったまま大人になった人のことを言います。

健全な家族のルール

完璧な家族はこの世に存在しませんが、機能不全家族が持つ問題は似たようなルールを持っていることが分かります。ですからそのルールをひっくり返したルールに向き会うことができれば、共依存せずに良好な人間関係が築けるようになるでしょう。

  • 問題があれば話し合う
  • 自分の感情を素直に表現する
  • 言いたいことを相手に直接言う
  • 自分自身の目標を持ち、うまくできなくても気にしない
  • 自分のことを一番に考える
  • 言動を一致させる
  • 大いに喜び、大いに楽しむ
  • 変化を前向きにとらえる

ここでいう健全な家族とは問題のない幸せな家族ではありません。例え問題に直面したとしても、オープンに話して乗り越えられる家族のことです。自分の素直な気持ちを誰かに話すことで、自分を認めることにつながるでしょう。

まとめ

これまで正反対のルールで育ってきた人にとって、この作業を実践することはとても勇気のいることかもしれません。すぐに取り組めなくても、恐れたり不安に思ったりする必要はないのです。自分を十分に褒めて少しずつ実践していくだけでも、新しいことにチャレンジしていることにつながるでしょう。